九州、中国地方は26日、再び活発化した梅雨前線による大雨に襲われ、福岡県で新たに1人が死亡、少なくとも1人が行方不明となった。24日からの豪雨による死者は九州地方で7人、中国地方で1人となった。
福岡県では、筑紫野市で農業平山英雄さん(78)が土砂崩れに巻き込まれ死亡。大野城市の九州自動車道でも土砂崩れが発生、埋まった車の中に人がいるのが見つかり、消防などが救助作業を続けた。筑後市では遊んでいた男児(5)が増水した川に流され、行方不明となった。
また福岡市西区でも「川の中州に取り残されていた男性の姿が見えなくなった」と通報があり、消防などが捜索したが見つからなかった。
気象庁によると、長崎県松浦市では26日午前9時20分までの1時間に81ミリの雨を観測。福岡市は一時、那珂川など複数の河川の付近住民ら約3万5000世帯計6万8000人に避難勧告・指示を出した。
福岡県篠栗町で25日起きた土砂崩れ現場では、県警などが不明となっている母娘の捜索を26日朝から再開する予定だったが大雨のため断念した。
24日からの総雨量は、26日午後11時までに太宰府市で618ミリに達するなど、県内5カ所で500ミリを超え、観測史上最大を更新する地点が相次いだ。
一方、21日の豪雨で14人が死亡、3人が行方不明となっている山口県でも26日、大雨警報が発令され、二次災害の恐れから、県警などは同日の不明者捜索を断念した。
[時事通信社]










