そんな玉木も来年で30歳を迎えるが、「今は30代に早くなりたいですね。役の幅も広がって、責任感も今以上にわいてくるだろうし。新たなスタートを切って、違った世界を見てみたいんです」と前向きに語る表情が、劇中の倉本艦長と重なって見えた。最後に「明るい希望が見える作品になったと思いますね。それに僕ら若い世代が、戦争というものに目を向ける必要もあるし、こうしたメッセージ性の高い作品にかかわれたことは大きな収穫。ぜひ劇場のスクリーンで、潜水艦の乗組員になった感覚で楽しんでほしいです」と渾身(こんしん)の一作をアピールしてくれた。
『真夏のオリオン』は第二次世界大戦末期、沖縄南東海域を舞台に、玉木ふんする倉本艦長をはじめとする潜水艦イ-77の乗組員たちが、海上での見えない敵と対峙(たいじ)しながら、最後まで生きる希望を捨てない姿を描いた感動作。軍服姿もりりしい玉木が演じる理想のリーダー像は、組織の中で働く現代の企業戦士にもぜひ見てほしい姿だ。
※玉木さんが30歳になる年は今年ではなく来年でした。お詫びの上、訂正申し上げます。
映画『真夏のオリオン』は6月13日より全国公開